チーティングについて「トレーニング Information」

チーティングについて

チーティングについて

チーティングとは英語で「不正行為」や「ごまかし」などの意味を持つ言葉で、トレーニング用語で用いられる場合のチーティングは体の反動を使ったり、本来、個々のトレーニングで使用するべき筋肉以外を使ってウエイトを持ち上げたりする事を言います。
逆に反動を使わずにトレーニング種目に準拠した正式な起動を描いたトレーニングを「ストリクト」(※英語で厳しい、厳密ななどの意味)と言い、基本的にはこちらのやり方でトレーニングをする事が推奨されています。

よくあるチーティングの例としてはアームカールが代表的で、本来、肘を固定して上腕二頭筋のみを使用してウエイトを持ち上げるべきところを、背中などの体の中心部分の筋肉や足の筋肉を使って持ち上げたり、振り子の要領で反動をつけて持ち上げる姿が初心者の方などではよく見られます。
しかし、このやり方では他の筋肉に負荷が分散してしまう為、腕の筋肉にはあまり負荷がかからず、本来の目的から外れてしまいます。しかも他の筋肉を動員した事によって扱えるウエイトが上がり、プレートなどの重りが余計に必要になってしまいます。このような理由からチーティングは初心者には特に推奨されておらず、本来はやるべきではありません。

では、チーティングでのトレーニングは全く必要ないのかと言われればそうではありません。
トレーニングに慣れた中級者以上の方であれば、チーティングを導入する意味があります。
それは筋肉の慣れを防ぐ効果がある為です。基本的にはキチンとしたフォーム(ストリクト)で行うべきですが、筋肉は同じトレーニングを行い続けると、トレーニングに慣れて筋肉が発達しなくなる事があります。
こうした筋肉の停滞期には普段よりも重いウエイトをチーティングで上げるのも慣れを防ぐ為に良い効果をもたらすとされていますので、そのようなケースでは間に挟む程度にチーティングを取り入れてみるのもよいでしょう。
しかし、チーティングは怪我の危険性の高いトレーニングなので、常に細心の注意を払って行うようにしましょう。