把持力について「トレーニング Information」

把持力とは

把持力について

把持力(はじりょく)とは物を握った時に離さないようにする力の事ですが、一般的に握る力の目安とされている握力とはまた別のものだと考えられています。
理由としては、300kgのバーベルを持ち上げるパワーリフターは世界には大勢いますが、300kgのバーベルを持ち上げるには計算上は片方の手にかかる重さである150kgの重さを指で握りこむ力が必要だと想像できると思います。しかし、実際には握力が150kgを越えている人は世界的に見ても数えるほどしかおらず、300kgのバーベルを持つ為に150kgもの握力は必要ない事が分かります。

そこであらわれるのがこの「把持力」という力です。把持力とは握りこむ力を計る握力とは違って、握りこんで曲がった状態の指を重さなどの力で伸ばされないように指を固定し、その状態を保つ力だと考えられており、この能力を鍛えるには、握力を鍛えるのと平行して、ダンベルなどの重いものを持って、指が伸びて落としそうになる直前まで耐える。または鉄棒などにぶら下がって落ちそうになる限界まで耐えるなどのトレーニングが有効だとされています。

また、柔道などのスポーツにおいての相手の胴着を握って離さない力も、この把持力が関係していると言われており、握力が弱いから柔道には向いていないとは言えない事が、この把持力の存在で証明されていると言えるでしょう。